いよいよ我慢も限界か

投稿 2016年10月16日
ものぐさ日記

今朝の体重、 80.0kg。


 新たにデジカメが欲しいという話の続き。
 あれこれ調べて、いいなぁと思う機種を2種類に絞り込んだ。
 1つは、 Casio EXILIM ZR4000。現在持っているZR200の上位機種に相当し、ワンタッチでいろいろな加工画像を撮影することができるのが魅力。それに、シャッタースピードが速く、連写に強い。画質がいいとは言い切れないところと、各撮影モードでの設定を弄れる幅が狭いところが、難点。
 もう1つは、Canon PowerShot G7X Mark2。日本のカメラメーカーの高級コンデジで、一眼のように調整できる部分がありつつ、お手軽コンデジのようにさまざまなモード選択ができるという、贅沢さが魅力。難点は、現時点で品薄で実物を手にとって確認して購入することができないところと、ともすれば入門タイプの一眼レフが買えてしまうぐらいの高価さ。
 息子くんに聞いてみたところ、後者がいいとのこと。ついでに言えば、後者だったら「借りて使いたいし、おかんが飽きたら貰う」らしい。それでは現在の不満と我慢の元凶である「デジカメを独占できない欲求不満」が解消されないので、返答を聞いた時、じつは腑が煮えくり返りそうになった。
 ならば前者に決めてしまえばいいのだが(前者ならば「別にZR200を貰えれば借りたいと思わない」らしいので)、わざわざ新たに買うほどの意味があったという実感が後者よりも薄い。例えるならば、「同じところで足踏みしているだけ」な気がして、自分の向上心を満たせない不満が残る感じがする。
 いっそNikon Coolpix A900とか他の機種に決めてしまえば楽なのかもしれないが、一通り調べたりした結果選んだのが上記2種だけに、今度は購買意欲が減退していく。そうすると仕事に取り組む意義をも見失った気分になるので、これはできれば避けたいところだ。
 こうした思考をここ1週間ぐらい巡らせた結果、出た答えは下記のとおり。
「今回はまずPowerShot G7X Mark2を買おう。で、ZR200の調子が悪くなったらZR4000に買い直そう」
 冷静に考えてしまえば、私には高級コンデジは必要ない。サッと取り出し、パパッと撮影し、結果そこそこ綺麗に見える写真を撮りたいだけだから。2万円そこそこのコンデジで充分なのは、間違いない。
 だが、そこから1歩、できれば2~3歩踏み出したいという気持ちもある。あちこちのレンタルブログから記事を集めてきて、当時撮った写真も改めて整頓し、必要に応じて補正しながら拙宅に収納し直しているからこそ、生まれた気持ちだったりする。
 私が初めて手に入れたデジカメは、2003年頃通販で1万円程度のOLYMPUSのものだった。購入理由は、保育園に入った息子くんの初めての運動会の写真を撮りたかったから。だが、表示でズームを確認しながらシャッターを押しても、撮影結果はズームが効いておらず、肝心の息子くんは中央にゴマ粒のように写っているだけ。それは、とてもショックだった。「友人の結婚式でレンズ付きフィルムで撮影した写真が手ブレで全滅だった時」と同じぐらい、ショックだった。しかも、当時の私はうつ症状が最悪でもあり、「こんなものを買ってしまった自分には生きている資格はない」とまで落ち込んだ。
 今にして思えば、購入したのは「デジタル一眼レフ」であり、「ズーム撮影には望遠レンズが必要」だったのだろう。が、何しろカメラのド素人である、釣りやがった広告(「誰でも簡単に綺麗な写真を撮れるカメラが1万円!」といったもの)を恨み、「OLYMPUSのカメラは二度と買わん!」と誓ったのだ。その思いは「デジイチ」と「コンデジ」の違いが判るようになった今もしこりのように残っているから、ファーストインパクトというのは本当に恐ろしい。
 その「ズームできないカメラ」を何年か使っていたが、撮影を面白いと感じるはずがなく、旅行の時以外は部屋で埃を被っている状況が続いた。旅行の時ですら、「こんなカメラで撮ってもつまらん」という思いが顔に出るため、数年後、実父母が気遣って「最近のデジカメは小さくて使いやすいのが増えたぞ」と教えてくれた。また、テレビで「Casioのデジカメは豪速球すら撮影する」といったことを流しているのを見、ようやく買い換えたのがZR200。
 ZR200は、本当に大好きだ。この子のシャッタースピードは本当に素晴らしい。接写も悪くなく、花と料理と文字とで撮影モードを区別できるなど、ド素人に「写真撮影って面白いんだ!」と思わせるサービス精神に溢れている。遊びで撮影するにはうってつけの相棒だ。
 が、パートながら就職し、商品写真を撮影するのが仕事になってからというもの、撮影自体を素直に楽しめなくなってしまった。微妙な色の違い、ピントの合い方、背景処理の程度など、覚えきれない知識と記述を詰め込む必要が出てきて、「こんなイヤな思いをするカメラなんか嫌いだ!」という気持ちがどんどん大きくなってしまった。それが、会社の備品であるCanon EOS Kiss X4に対する私の今の心境。だからこそデジイチなんぞ選択肢にない。
 ただ、このままではカメラでの撮影と一緒に仕事すらイヤになってしまいそうでもある。故に「1歩、できれば2~3歩踏み出し」て、少しぐらいは撮影に関する知識を深めてみたいと思う。その手伝いをしてくれそうな「高級コンデジ」が欲しくて、あれこれ調べたわけだ。
 ぐだぐだと述べてきたところ、自分でも「本当にいろいろな我慢が限界にきてるなぁ」と実感できた。もう、ホント、ダメだ、このままでは。
 今すぐ入手というわけにはいかないが、やはり思い切って1台購入したほうが良さそうだ。それで解決の糸口が見つかるのなら、5万だろうが8万だろうが安いというものだろう(精神科に7年通院したらそれどころじゃない)。

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